性悪王子と秘密の同居
「何より蓮さまと相合い傘よ
距離を縮めるチャンスじゃない」
ゔ…
痛いところをつかれたなぁ…
「…蓮くん、本当に入れてくれるの?」
「…あぁ」
「じゃあお言葉に甘えて
お願いしますっ!」
「じゃあ羽音ちゃんの問題が
解決したから
寧々ちゃん、俺と帰ろっか」
「そうね
バイバイ、羽音と蓮さま」
「バイバイ!」
「…よし、俺らも帰るか」
「うん!」
こうしてドキドキの
相合い傘ははじまった