203号室で暮らそう
「……」
「今、ちょうど夏の大三角形が見られます。ああ、東の方のあの輝く星は何でしょうね。あの明るさは惑星かもしれませんね。私、詳しいことは解りませんが」
彼は私の言葉に、ほんの少し背筋を伸ばして星空を眺める。
無表情の中に――わずかに、やわらかなものが、見て取れた。
すると……。
ガクン、とお兄さんは突然倒れこんだ。
「!?」
私は驚いて彼を覗き込むと……お兄さんは半ば口を開けて、くうくうと寝息をたてていた――。
「今、ちょうど夏の大三角形が見られます。ああ、東の方のあの輝く星は何でしょうね。あの明るさは惑星かもしれませんね。私、詳しいことは解りませんが」
彼は私の言葉に、ほんの少し背筋を伸ばして星空を眺める。
無表情の中に――わずかに、やわらかなものが、見て取れた。
すると……。
ガクン、とお兄さんは突然倒れこんだ。
「!?」
私は驚いて彼を覗き込むと……お兄さんは半ば口を開けて、くうくうと寝息をたてていた――。