私を離さないで見つめて
いける恋


有給をとり休んだ
朝晩関係なくただ忘れる事もできないって泣き腫らしていた。
その時インターホンがなったけど
出る気にはならないから、居留守つかった。
時間をおき何度もなるから根負けして出たら
「いるなら、さっさと開けてよね」と純子先輩がカメラに向かって睨みつけていた。
ドアまで来て「麻衣ちゃんごめんね」と謝ったけど、そんな事今の私にはどうでもいい、遠い昔です。
食べてるって聞いたけど
食べる気力ないからって答えた。

そうか?ってリビングに座り
缶ビールを差し出して来た。

純子先輩ってこういう時すごくおとこらしいの・・・
飲んで、忘れろって、早坂の事は・・・いや、それなら忘れている

私は長谷部さんの事が・・・

時間が解決するから近場で見つけて見たら?
片岡君どう、麻衣ちゃんの事大事にしてくれるよって薦めた。

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