冷たい君の裏側。
君がいなきゃダメなんだ〜深空side
あぁ。今日も 行ってきます 言えなかった。

なんだか気恥ずかしさがまさってしまった。

おはよう、いってらっしゃい、おかえり、おやすみ。
その言葉を言ってくれる知華が可愛いすぎて、照れを隠せなくて素っ気ない言い方をしてしまって…つくづく俺はダメな男だよなぁ。
昨日の夜はいつ記念日のプレゼントあげようか悩んで、結局彼方のバーに逃げてしまった。

今日の朝は、部下のひとりが失敗をしたせいで折角の久しぶりの知華の作ってくれた朝ごはん、食べ損ねた。
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