冷たい君の裏側。
「ちぃー」


事件が起きたのは、翌日の昼の事だった。
しっかりとお弁当も作り、朝ごはんも一緒に食べ、なぜか通勤まで一緒にした私たち。
バレてるかもしれないけど、私とソラくんが付き合ってるのはほんとに片手で数えるほどしかいない。

それなのに!
ソラくんは!
かいしゃで!
私のことを!

「ちぃ」というあだ名で呼んだのだ。
しかも、

「お弁当一緒に食べよ〜」

って具合に。

これで広まったな。

まぁ、これもこれでいっか。


おまけ*♪①完
< 50 / 71 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop