Christmas Rose
みんなに囲まれているルイは、その美しい瞳をゆっくりとアリスへ向けた。
そして、アリスの前まで来ると膝をつき、深々と頭を下げた。
「初めまして、ルイと申します。」
「…初めまして。。」
ルイは優しい笑みで微笑んだ。
その後も、終始夫人たちに囲まれているルイをアリスは離れたところから眺めた。
「本当に、とても人気があるんですね。」
「ええ、私も初めてお目にかかりました。」
そんな中、マルヴィナは扇子を仰ぎながらアリスを見つめてニッと微笑んだ。