久瀬くんは〇〇恐怖症
そう言ってアイスを食べる和樹。

余裕だ…

「もしかして彼女できたの?」

「まっさか。俺好きな子いねえし」

「そうなんだ」

なんだ、ある程度かわいかったら付き合うとか

そういうのじゃないんだ。

「けど一個困ることあんだよな」

「なに?」

「久瀬がさ、告白に巻き込まれる」

「え!?」

久瀬君が!?

「呼び出しとかのさ、ほらなんつーの…仲介?」

「え、久瀬君大丈夫なの?」

「まあいっつも逃げてるらしいけど」

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