* キラ✴︎キラ✴︎星《ヒカル》ひと−kirakira hikaru− *
「あと、昨日の晩に聖也から電話来て。
たぶん、ゆづにもしてるな。アイツ有頂天だったから」




聖也本人は、ニヤつきながら空を眺めていた。

嫌だな…いつになく、聖也が気持ち悪く思えた。




「恋って凄いチカラね」

「杏菜はどう」

「何?ユウくーん?」

「何。杏菜は」

「ん?」

「このまま行くのか」




怒りが沈んだのか、ユウくんがいつもと変わらずにいたりして、私の方が疲れてた。
< 290 / 815 >

この作品をシェア

pagetop