* キラ✴︎キラ✴︎星《ヒカル》ひと−kirakira hikaru− *
泣くユウくんをずっと抱いた。
怖いね。でも、大丈夫。
「悠斗…」
息が止まる思いがした。
ユウくんでも私でもない声だ。
お母さんは、そっと私たちを見つめていて手を布団から出した。
「おかん」
「お母さま!」
お母さんが…目を覚ました。
泣き崩れてばかりで、目が開かなかった。
すぐにナースコールで、先生方を呼んだ。
「あっ。髙田さん…こちらの方は?」
「悠斗。息子です」
「こちらは?」
「悠斗の想い人。杏菜ちゃん。ですね」
怖いね。でも、大丈夫。
「悠斗…」
息が止まる思いがした。
ユウくんでも私でもない声だ。
お母さんは、そっと私たちを見つめていて手を布団から出した。
「おかん」
「お母さま!」
お母さんが…目を覚ました。
泣き崩れてばかりで、目が開かなかった。
すぐにナースコールで、先生方を呼んだ。
「あっ。髙田さん…こちらの方は?」
「悠斗。息子です」
「こちらは?」
「悠斗の想い人。杏菜ちゃん。ですね」