桜道【実話】
「ねっそう言えば

雛今日来てないよ!!」



隣のクラスを覗いたが

やっぱり雛の姿は

無かった。



《具合い悪いのかな?

でも、いつも休む時

連絡あるのにね~》



あたしと南は

学校が終わったら雛に

電話をかける事にした。



ブルルルル~プルルルル


「あー誰も出ない~」


《またバイト終わったら

かけてみよっ!》


「そうだね!

あたしもバイト行くわ~」


《あっ!ナオには

さっきの話言わないで…

彼女の事知らないふり

してて!》


「了解よ!」


南はナオが居る

バイト先に向かった。



【あたし

ナオの事…

どうすればいいの?】



南の前では、ただの友達

なんて言ったけど

本当はどうしたらいいか

分からない。




もう

彼女のいるナオと

逢わない方がいいの

だろうか――――






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