悪者ケダモノ愛するもの
図書室キス
 初めてのキスは2週間前。

 とろりと夏の陽が沈む夕暮れ、ひとりぼっちのオレンジ色図書室、誰にも邪魔されないあたしだけの大切な空間に、ずかずかと土足で入り込んできたヤツに、唇は奪われた。

 …唇だけじゃなく、今は心も。


 あいつを見ると喉が渇く。

 あいつの気配を感じると、膝が震える。


 無理矢理にあたしの唇を奪ったヤツなのに、今は…好き…かもしれない。
< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop