スイーツ男子


背負ってもらって
自転車に乗っけてもらって
家まで送ってもらった

なんて口が裂けても言えマセーーン!!

「えっアッ…私が苦手なの知ってるでしょ…
あるわけないよ。それにわたしだよ?
さすがに私なんかに手は出さないって。
可愛い女子なら
腐るほど周りにいるんだからー」


「なーーんだーつまんないのー。
でもさー、廣田くんなら遊ばれてもいいなー私」


「ダメダメ!!何言ってんの!!
遊ばれてもいいだなんて、ありえない!」


「もー湊は硬すぎなんだって!少しはさーカッコいい男子に抱かれてみたぁい!みたいに思わないのー?」

妄想しようとしたがありえなすぎ

「ない!だいたい女遊びしてる人をカッコいいだなんて思わないもん!」



「あっあっ、うそ、うっうしろ!」

男は顔ではナーーーイ!もちろん女もですが!

なっ何?
急に
里菜ちゃんがびっくりした顔をして…
「うっ後ろ!!」

え?
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