年の差400歳?!

関ヶ原-sekigahara-

8月、夏の終わりに幸村さんが来た。

「夏希殿。近々大きな合戦が起こりそうだ。」
きっと歴史上の関ヶ原の戦いの話だ。
「わかった。こっちのことは気にしなくていいからね。」
「夏希殿、だから…。1.2ヶ月、長ければ半年程こちらには来れないかも知れない。」
半年…。
大丈夫。
私はいつまでも待てる。
「そんなの全然いいって!関ヶ原、頑張ってきてよ!!」
私は幸村さんを励ますようにそう言った。
「夏希殿、今関ヶ原って…?」
しまった、つい口が…。
「ううん、何でもない!大丈夫、幸村さんなら勝てるから!」
不思議そうな顔で私を見ている。
「そうか、ありがとう。夏希殿、必ず勝って戻ってくる。」

そのまま幸村さんは戦国の世へと戻った。
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