恋じゃないと願うだけ
「あの…
ずっと好きでした…」
えっ、
見ちゃいけないものを見ている気がして思わず隠れた。
どうしよう。
でも、なんか気になる!
表情は見えないが声だけ聞こえる。
「あたしじゃ…
ダメですか?」
震える女の子の声。
一向にしゃべらない拓君。
聞いているこっちも、場の緊張感からドキドキしてくる。
「もしかして…
好きな人でもいる…の?」
「うん…
ごめん」
えっ、
マジ!?
拓君好きな人居たんだ。