恋じゃないと願うだけ
確実に嫌われただろう。
たまに合う視線も俺を睨み付ける視線に変わった。
これで良かったんだ。
彼女とは関わってはいけない。
そんなある日、
泣きながら学校へ向かう彼女を見つけた。
俺の足も自然と学校へ向かっていた。
関わらないと決めたばかりなのに。
守りたいと思っているのに。
彼女を放っておけなかった…
泣き疲れて静かになる教室。
辺りはもうすでに日が落ちて暗くなっていた。
そして俺は彼女に声をかけた。
よっぽど苦しかったのか、彼女は俺に気付いてなかった。