恋じゃないと願うだけ






さすがにびっくりして固まっていると、




「実はね、休み中に高多先輩から電話があって

色々相談されてて会っていくうちにお互い好きになっちゃって」




照れながら話すエリナに違和感もあったが、なんとなく納得した。


昔自分もそんな経験をしたから。




まぁあたしは断った身だし、素直に応援しようと思った。




「そっか、良かったね!
お幸せに」



照れ笑いするエリナは可愛くて、こんな笑顔をされたら男子はイチコロだろうと思った。





「ってかそんな結香はどうなの?

旬君と二人きりになったでしょ♪

エッチしちゃったりしたぁ?」





< 66 / 286 >

この作品をシェア

pagetop