OUTLOW 〜能天気少女の裏の顔〜






楓「うーい、起きろ〜。」



す「ん〜。」


楓の声が耳元で聞こえてぱちっと目を覚ます。



楓「頼む、俺のお楽しみタイムなんだよ。」


楓のお楽しみって言えばコレしかない。




す「あー、はいはい。

また学校に女の子連れ込んでるワケ。」




呆れた様に言って

チラリと辺りを見渡すと高校3年の先輩。


マドンナとか言われた所謂セクシーなお姉さん的な。


楓は好きな子いるのになぁ。


これも任務って言えばそうなんだけど楓も楽しんでるし適材適所!




楓「じゃーな。」


す「ハイハイ、程々にね。」



私は苦笑しながら保健室を出る。


お昼まではサボりに来ないでおこう。









教室に戻ると



次の授業は国語…。


うん、寝よう!!




「おーすみれ平気なの?」



す「大丈夫、食べ過ぎって言われた。」



「すみれよく食べるよね〜。」



す「へへへ。」




授業が始まると漢字のテストがあり


つまんない論文聞いて


ほんとひま!!





「ねーつまんない。」


す「本当!!


国語なんて字が書ければ十分だよ〜。」




でも次は体育。



田中から証拠を奪う最大のチャンス。















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