俺に溺れろ
ワンマンツアー
次の日、学校で亜美に言ったらとっても
喜んでいた



「まじ?!すごいじゃん!!!新しい事務所でできたの友達ばっかりと遊ばないでよね!!」



「まだ友達とかできてないよ笑てか亜美と離れるわけないじゃん」



「紗凪ならすぐできるし!!嫌って言っても私の方から離れないけどね♪」



数日後いよいよ夏休みに突入した



高校最後の夏休みでもあるし、今の環境での最後夏休みでもある



「じゃあ、紗凪ワンマンツアー頑張ってね!私も参戦するからピック投げてね」



「直接渡すのに」



「ダメー!投げたのをキャッチしてこそファン心と言うものよ」



「そっか。じゃあまたね〜」



「バイバイ〜」



その日の放課後スタジオに行った



すると蓮二しかいなかった



「あれ、他のみんなは?きてないの?」



「あーまさは事務所に行ってて、翼はレポート出すの忘れてて急いでやってる。真凪はまだ来てない」



「そっか。いよいよ1週間後だねツアー楽しみでしょうがないよ」



「俺も。気合い入れて行くぞ」



「う、うん!」



蓮二の『俺も』の後のふとした微笑みにドキッとした



いやいやいや、イケメンだからドキッとしたんだよね






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