居場所をください。



それから私は黙々とブログを書き、

書き終える頃には23時半になっていた。



さーて、寝るかな。

明日の朝ごはん何にしよ。


あー、眠い。


「終わりましたか?」


「え、まだ起きてたの?

眠れない?」


「最近一人に慣れすぎてて

なんか緊張しちゃって。」


「あ、私いるから?ごめんね。

もう寝るから。」


「あ、あの!」


「ん?」


「イヤホンってありますか?

いつも音楽聴きながら寝てて…」


「もっと早く言えばいいのに。

ちょっと待ってね。」


私は引き出しからイヤホンを取り出し

小林くんに渡した。


「誰の曲聴くの?」


「えっ。」


「私だったらいいなー。」


私は微笑みながら言った。


「それじゃ、おやすみ。」


「おやすみなさい。」


私はパソコンをもとに戻し

寝室へ入った。



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