居場所をください。




"あぁ もうすぐで今日が終わるね

楽しくて短かった時間はもう終わり

だけどそれは悲しいものなんかじゃなく

明日への希望となり強さとなる


この終わりは次への始まりなんだ


薄っぺらな言葉はいらない

僕には君がいればいい

君が僕を求めてくれるなら

ここが僕の居場所となる


明日はどんな日になるだろう

先のことはわからない

だから今をめいっぱい楽しんで


君が笑えば僕が笑う

たとえ近くに居られなくても

心はそばにいるから

だから泣きたいときは泣けばいい


薄っぺらな言葉はかけない

君には僕がいるから

僕が君を求めているから

ここが君の居場所になる"


「はい、完成~。」


「おう、早くなったな。」


歌詞を考えはじめて30分。

いつの間にか次に呼ばれるのは私たち。


ご飯もあと少しだ~。


「いいんじゃね?」


「なんか適当じゃない?

長曽我部さん。」


「そんなことねーだろ。

俺は好きだよ、これ。」


「そっかぁ、ならいいや。」


私って単純。ま、いいよね。



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