居場所をください。
それから3時間後
貴也は帰ってきた。
「遅かったね。」
「あぁ、飯行ってた。」
「え?そうなの?」
なんだ、ご飯無駄になっちゃった。
まぁ明日朝御飯にすればいっか。
「じゃあお風呂入る?」
「風呂も入ってきた。」
「え、銭湯とか行ったの?」
「そう。」
「ふーん、そっか。」
「明日早いし寝るわ。」
「え、もう?何時?」
「4時。」
はやっ。
なんて反応してる暇なく、貴也は寝室へ入った。
まだ早くて私は寝られないから
私はソファに座って台本を広げた。