運命の少女と悪魔の少年の学園物語
少年 芽生え
「あの…隣、座っていい?」
「え?」
俺の声に気づいて振り向く女。

…ヤバイ。今までの女たちよりずっと可愛い。

「あ、いいよ!君も新入生?なんかよろしく!」
「ありがとう。よろしく。」
ちょっと笑った。見た目と違って元気系なんだな。

?こいつが目を丸くしてる。…小動物…
「あ、君の名前は?」
まずは名前聞かないとな。
「え、私?」
そうだよ。君しかいないでしょ。
「あ、葵!神鳥葵‼」
葵…俺と同じ。

「神鳥?変わった名字だね。」

でもつい話題を変える。俺ってこーゆーの慣れてないのかな?

「君は?」

名前を聞かれた。当たり前か。

「僕?僕は、藍井湊太。」

君と同じ名前。…名字だけど。

「藍井?!同じだね‼わー、偶然?!」

こいつは素直に驚いている。ハイテンションだな。たがらか、つい、

「そだね。」

と、冷たい?反応をとってしまった。
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