゚+いじめっ子彼氏といじめられっ子彼女+゚



『うん……』


『後で部屋来て。』


『話があるから。』そう言った悠の声はヒドく冷たくて、あたしの心をチクチクと刺激した。



『わかった……』


あたしがそう答えると電話は切れた。



「…なんだって?」


由香が心配そうにあたしを見つめた。


「部屋に来てって。
話があるって。」


あたしがそう言うと由香は表情を引き締めて「あたしも行くよ。」と言った。


「来なくて大丈夫。」


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