天才研修医と指導医


寛人「お大事にしてください。」

凜「お大事にしてください。」

「ありがとうございました。」



寛人「ん…よし。これカルテに挟んでおいて。」

凜「…あ」

寛人「反応鈍いし…顔赤いぞ?」(おでこを触ろうとする)

凜「や…やめ…」(バサッ)

寛人「おい大丈夫か?分かるか?」

凜「はい…フラフラして…」

ナース「上野先生?!大丈夫ですか?!」

凜「すみません…だい…」

寛人「ごめんね、外来隣に回してくれる?」

ナース「あ、はい!」

寛人「ベッドに寝ろ。立てるか?ほら。」

凜「すみません…」

寛人「熱っ… 脈も早いし…気づいてたんだろ?いつから熱あったんだ?」

凜「一昨日くらいから微熱が…今日の明け方から熱が上がって…」

寛人「はあ~…熱計るから挟んで。」


1分後…
ピピピピ♪

凜「はあ…」

寛人「はい。8.7…キツかったでしょ?」

凜「大丈夫です…」

寛人「はいはいそんな状態で言っても無駄。他に症状は?」

凜「頭が…」

寛人「まだ熱上がりそうだな…解熱剤入れてやるからちょっと待ってて。」

凜「すみません…」



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