君に捧げた7年間

ふと思った、
佐々木湖宇、本人からこのブログのことを聞いたのなら、愛海がコメントを残してもすぐにバレてしまうのではないか。

だが、佐々木湖宇本人が教えたのなら見られても良いということなのだろう。

深く考えるのは止めた。



そんな思考を巡らせている間に、愛海はすでにコメントを投稿していた。

「しりとりページあったからそこにしといた」
「内容あるところに書くのは抵抗あるね」

「そうだね」




この日はこれでおしまいだった。
なにもなかった。
今が春休みだから、学校に行くことがないから、ということが大きいんだろう。
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