お遊びなんかじゃいられない・番外編集
ランドセルの持ち手を持ちながら洸大が指差した家を見つめると、そこは極々普通の一軒家。


「色々な楽器って?」


「ピアノとか、バイオリンとか!!ホラ、今も聴こえるだろう?」


耳を澄ましてみると、確かにその一軒家からはピアノの音色が漏れ聴こえていた。


うっすらとしか聴こえないけど、結構上手い。


「どんな人が弾いてるんだろうなーー?髪の毛長い美人さんとか?」


「洸大……」


「よし!ちょっと見に行こうぜ錦!」


「えっ!?ちょっと洸大…!?」


止める間もなく、洸大は一軒家の敷地内に入って行ってしまった。
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