香りから始まる恋はいかがですか?

少し体をずらし、
彼の鼻筋から唇を
指でなぞっていると・・・

ぐいっと
その指はつかまれて
彼はうっすら目を明け

「夏・・・おはよ・・・
もっかいしたいの?」と

言いキスをしてきました。

いやいや!
もう朝ですから・・・
そんな・・・

って顔で訴えていると

彼は
「俺、朝でも夜でもいい!
夏の感触・・
いつでも味わいたい・・・」

と言い、
ぎゅうと抱きしめてくれました。
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