御曹司はかりそめ若奥様を溺愛中
「のあが倒れそうになったから俺がここまで運んで寝かせた。かなり熱があるみたいだぞ」
鈴城君の手が私のおでこに触れた。
冷却シートの上からだけどだめだ。違う意味でドキドキしちゃう。
「ごめん。迷惑かけたよね。鈴城君、仕事で疲れてんだから私の事はもういいよ」
さっきのが夢だってわかってホッとしたけど
夢の中で私・・・・・・鈴城君とキスしちゃったんだよね。
夢とは言え目の前には本物がいるし、妙に生々しくって
思い出しただけでも顔から火が出そうで直視出来ない。
「顔赤いけど・・・熱上がったかな。冷却シート替えるか・・・・」
鈴城君が立ち上がって部屋から出て行こうとする。
だけど私はさっき見た夢を思い出して
鈴城君がまた消えてしまうんじゃないかと思い咄嗟にシャツの裾を掴んでいた。
「のあ?」
「ご、ごめん」
ハッとして手を離す。
まだ好きだって言ってないし、さっきのは夢だったんだから
鈴城君がいなくなるはずないのに・・・・・・
「ちょっと待ってろよ。飲み物と冷却シート持ってくるから」
「うん」
ドアが閉まると同時に私はもう一度唇に触れた。
「だめだ・・・やっぱり私、鈴城君のこと相当好きだ」
鈴城君の手が私のおでこに触れた。
冷却シートの上からだけどだめだ。違う意味でドキドキしちゃう。
「ごめん。迷惑かけたよね。鈴城君、仕事で疲れてんだから私の事はもういいよ」
さっきのが夢だってわかってホッとしたけど
夢の中で私・・・・・・鈴城君とキスしちゃったんだよね。
夢とは言え目の前には本物がいるし、妙に生々しくって
思い出しただけでも顔から火が出そうで直視出来ない。
「顔赤いけど・・・熱上がったかな。冷却シート替えるか・・・・」
鈴城君が立ち上がって部屋から出て行こうとする。
だけど私はさっき見た夢を思い出して
鈴城君がまた消えてしまうんじゃないかと思い咄嗟にシャツの裾を掴んでいた。
「のあ?」
「ご、ごめん」
ハッとして手を離す。
まだ好きだって言ってないし、さっきのは夢だったんだから
鈴城君がいなくなるはずないのに・・・・・・
「ちょっと待ってろよ。飲み物と冷却シート持ってくるから」
「うん」
ドアが閉まると同時に私はもう一度唇に触れた。
「だめだ・・・やっぱり私、鈴城君のこと相当好きだ」