俺様vs…私??第1部




「なんとなくしただけ。」



そんな事、言いたいわけじゃない…




そんな事、ちょっとも思ってないのに



勝手に口が動く。






「・・・・・ッ最ッ・・・・低ッ・・・。」


……!?




俺が振り向いた時には

彩音は走りだしてた。




ただ、分かったのは

彩音が泣いてたことだけ……










「おいッ!彩音ッ!」










俺が呼びかけても

彩音が振り向くことはなかった。
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