終わらない英雄の記憶
神の声を持つ少女
今日は森林を歩き回る。



一人旅を、冒険家になってから2年が経った。



私は近くにある岩に座って休憩。



木と木の隙間からは、近くの国の風景や、植えている春の名物桜が見える。



6歳、自分にしか聞こえない声、神の声を持った。



12歳、神の声に「お前は祖国を救うため、選ばれし創られた存在」だと言われた。


そして13歳。


自分のほんの少しの自由を使い、一人旅に出た。


それが、私の冒険家としての人生の始まりとなった。
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