不良少女


『ゴミに触れるのは我々だけでいいんですよ、嬢』


泣いても縋っても大人は期待を裏切る。


なら、信じるだけ無駄なんだ。


私は悪夢しか見てはいけないんだ。


この頃の私は一体どんな子だったんだろ?


きっと、この人達を救うくらいの力は持っていたんだろう。


私なんか消えちゃえばいいのに。


この世界に私がいる意味なんてないんだから。
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