好きって、伝えたら



『わ!?
またブッサイクな顔してんなー凛時』


「し、失礼な!」



右隣から創のゲラゲラ笑う声が響く。




『ま、でも見てておもろいわ』


「どこがよ」


『だんだん表情が濁るところ?』


「もう!馬鹿にしないで!」




ったく。


この気持ちは片思いじゃない人にはわかんないのよ。


近くにいたい…


だけど、後少しの勇気が足りたいんだ。





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