無垢なメイドはクールな彼に溺愛される

「歳もわからなければ、
 結婚しているかどうかも、何もわかりませんし

 恋愛とかそういうのとは別ですからね


 さあお嬢さま、そろそろ桐谷さまがお迎えに来る時間ですよ」



「あ、ほんとだ

 ねーねーユキ、聞いてみなって宙さんに、ね、ね

 せめて結婚してるかどうかくらい ね! ユキ」



 ようやく離れていった真優の背中を見送ってクスッと笑ったユキは、
やれやれと溜め息をつきながら、

 掃除クロスを持つ手を休め少し考えた。



――でも


 恋までいかないとしても、確かに気になる……


 宙がどんな人なのか?……
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