それでも、意地悪な君が好き。

恋のライバル!?







普段だったら

待ちに待った!!

と、言いたいところだけれど……




今のあたしは

とうとう来てしまった…

という感じで……





夏休みに入った。





そして、今…

茜のうちの別荘に着いた。





前日から緊張しっぱなしだったあたしは

睡眠不足でクマができる始末…




行きは茜の家の家政婦さんが運転してくれた。



あたしの家には家政婦なんているわけもなく…

やっぱり茜のお家はお金持ちなんだなぁ。

と、改めて感じた。




車の中ではしゃいであたし達に気にも止めず

ずっと寝ていたハル。



こんな時でもやっぱりか…

と、そんな姿に

あたしの緊張は少しばかり溶けていた。










< 161 / 246 >

この作品をシェア

pagetop