それでも、意地悪な君が好き。






そんなある日。

学校が終わり、いつものように手をつないで帰宅していたあたし達は公園へ向かった。


家の近所にあるその公園は学校からも近いため、いつも沢山の子供達で溢れていた。



『早く大きくなって香織ちゃんと結婚したいな』


『うん!香織早く大きくなるからね』



なんて…


他愛もない会話をしながら、あたしはハルと居る時間を幸せに感じていた。





なのに…

そんな幸せはすぐに壊れてしまったんだ…





『お~い!みんな見てみろよ!
ハルが香織と手つないでるぜ~!!』


『本当だぁ!!ハルって香織の事好きだったんだぁ~』



『マジかよ~!だっせぇ!!』


『女子と遊ぶならもうハルと遊ぶのやめようぜぇ』




公園に着くなり、あたしとハルは同級生の男の子達に囲まれた。






< 235 / 246 >

この作品をシェア

pagetop