優しい君は
心の中で私が本物のお姫様だったら学園の王子もすんなり来てくれるかもしれないなんて、ちょっとおかしなことも考えてみる。


はぁ、ため息が止まらない。玄関で花依たちを見送ろうとしたら、


「ひいちゃん、無理だったらいいよ、」


と切なそうな顔で花依に言われてしまったから仕方ない、そうだ、仕方ない


いつもどおりふふふっと、笑って


「お姉ちゃんはお姫様じゃなくて魔法使いだから!花依のお願い叶えられるように頑張るね」
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