さくらの花が舞う頃に

後夜祭 ~告白のその後〜





ドンッ




突然、曲がり角のところで誰かにぶつかった。



出会い頭でぶつかったせいで、私はその場に座り込んでしまった。



「ごめん!大丈夫?」



頭の上から聞こえてくる男子の声に顔を上げる。



顔を上げると、その男子が絶句したのがわかった。



理由は私が泣いていたから。



「えっと…………大丈夫?」



もう一度私にそう問いかけてくれたけど、大丈夫なわけがない。



そうしている間にも先生のことを思い出すと涙が溢れてくる。




< 210 / 463 >

この作品をシェア

pagetop