星 と 君 と 歌 と -番外編

浩平 Side

真夜中だから

道路には誰一人居ない。



居るとしたら、猫くらい?



「真夜中に走ると

なんか違うねー。


こーちゃんは、こうやって

普段夜走ったりする?」


「ん?たまーにかな。

滅多にないけどね?

真夜中に姫を乗せて

走るのは初めてだけど」



なんか俺が

椿さらってるみたい。




…このままどっかさらいてー。
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