奇跡に近い出会い方


何時間寝たのだろうか、
景色を見るともう夕焼けが映っていた。

時計を見ると16時


もうみんな下校の時間かなと思っていた時のこと。



「おはよう、随分寝たね」

「っっ!!!!????」


驚いた、何で

「じゅん!何でここにいるの?!」

私の彼氏だ。ナゼココニイル

「心配だったんだよ、風邪って聞いたからさ。でも元気そうで良かったよ。ところで、その猫耳はなに?」

し、し、し、しまった!!!!!
猫耳を彼氏(じゅん)に見られた!

「何でもないよ!!!気にしないでええ!!!」

私は速攻で毛布にくるまった。
恥ずかしさのあまり、じゅんの顔が見れない。彼の顔が今どんな顔なのかを見たいけど、見れない。恥ずかしくて涙が出そうになった。

「ごめんね…私は…元気だから安心して?今日は帰って…お願い。」

泣くのを我慢しながら伝えたのだが。





「え?帰らないよ。」




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