秘密の契約
「日菜、兄貴に会ってくれないか?」
「あたしが……?」
家族を部屋に入れないのだから他人のあたしが行っても無理だと思う。
だけど様子がおかしいなんて心配……。
「あたしが行ってもいいのかな……?」
「なに言ってんの?」
郁斗が馬鹿らしいと言うような顔になる。
「だって……あたしたちは別れたから」
「その事か……」
自分から兄貴と話し合った夜の事を言ってもいいがちゃんと本人の口から言った方が良いだろうと口をつぐんだ。
「とにかく兄貴と会った方が良い」
そう言われて日菜は行くと約束していた。
「あたしが……?」
家族を部屋に入れないのだから他人のあたしが行っても無理だと思う。
だけど様子がおかしいなんて心配……。
「あたしが行ってもいいのかな……?」
「なに言ってんの?」
郁斗が馬鹿らしいと言うような顔になる。
「だって……あたしたちは別れたから」
「その事か……」
自分から兄貴と話し合った夜の事を言ってもいいがちゃんと本人の口から言った方が良いだろうと口をつぐんだ。
「とにかく兄貴と会った方が良い」
そう言われて日菜は行くと約束していた。