秘密の契約
「あの……千波くんに……」



「どうぞ、千波は自分の部屋にいるわ」



日菜に微笑む千波の母はどう見ても元気が無かった。



アメリカから帰って来た息子は部屋にこもりっきりで様子がおかしかった。



様子を見に行っても「出て行ってくれ」と言われる。



食事の時間にも降りて来ない息子を心配して食事を運んだ。



しかしほとんど手はつけていないのだ。



目の前にいる少女が千波に何らかの影響を与えてくれるといい。




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