秘密の契約
唇が離れると日菜は恥ずかしくて立ち上がった。



机の上に置かれたたくさんの本が目に入る。



「経営学……」



しかも全部英語の本……。



本のタイトルは読めても絶対に中身は理解不可能。



「すごくお勉強しているんだね?」



千波を振り返るとベッドの端に座って日菜を見ていた。



「勉強というよりかは読んでいるだけだけどね」



「おば様も喜んでいたね」



「日菜、一人暮らしをしようと思っているんだ」



突然の千波の言葉に目が真ん丸くなった。



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