秘密の契約
「たくさん食べて ここのイタリアンはおいしいって評判だからね」



そうなんだ~ 



日菜は千波の勤めている朝倉の評判を聞いて嬉しかった。



「日菜ちゃんは彼氏いるの?」



「え……」



突然聞かれて日菜は困った。



「もちろんいるに決まっているね こんなにきれいなんだから」



答えに困っていると夏葉が勝手に解釈した。



「え……っと います……」



千波の顔を思い浮かべて頬がピンク色に染まった。



それからは当たり障りない話をして食事が終わった。


「送っていくよ」



「大丈夫です タクシーで帰りますから」



「いや、送る為にアルコールは飲まなかったのだから。誘ったからには最後まで責任をとらないとね」



にっこり微笑まれて日菜は了承していた。




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