秘密の契約
『……それに近いかも……』



困っている日菜の顔が頭に浮かぶ。



「海か・・・海も良いな」



昔から日菜が困っていると放っておけないたちだから了承していた。



『行ってくれるの!?』



「ああ あと男一人誰?」



『郁斗が誰か誘って欲しいの』



「じゃあ、兄貴を誘おうぜ?車出させてさ」



出させって……。



『千波くん、忙しいかもしれないよ?』







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