お散歩
「いいねー!天気もいいし。」
「でしょ。どこか公園に寄ってお昼でも食べよ。」
そう言うとゆーちゃんは目をキラキラさせて頷いた。
それが無邪気で本当に可愛い。
俺はゆーちゃんの髪をクシャっと撫でると立ち上がった。
「着替えよ。」
「うん。悠哉くんは自分の部屋で着替えてよね!」
「別にいいじゃん。」
俺が不服そうに言うと、だめ!と怒られた。
ま、頬を膨らせてるだけだから全く怖くない。
むしろ、可愛い。