さよならから始まる
さよならから始まる
乗客の少ない電車、ガタンガタンと揺られる車体と移り変わる風景。
ふと目をそらせば、真っ直ぐ窓の外を眺めるあなたの姿。
…意味がないと、分かっているんだけど。
つい、目で追いかけてしまうの。
だめだな。
私はまだ、あの時から進めないまま、立ちすくんだまま。
『さよなら』
あなたのその一言を、私はまだ、忘れられないまま、あなたに囚われたまま。
いつまでも過去に夢を見て。
いつまでもあなたを願って。
もう終わったのに。
もう「さよなら」と言われてしまったのに。
あなたに。
それなのにあなたを見るたびに、ぎゅっと胸は締め付けられて。
視線に気づいて。
視線に気づかないで。
私を見て。
私を見ないで。
なんて、矛盾した想いが混じり合うこの感情は
あなたに向かうこの感情は
好き、なのか
執着、なのか
もう、分かんないや。
ふと目をそらせば、真っ直ぐ窓の外を眺めるあなたの姿。
…意味がないと、分かっているんだけど。
つい、目で追いかけてしまうの。
だめだな。
私はまだ、あの時から進めないまま、立ちすくんだまま。
『さよなら』
あなたのその一言を、私はまだ、忘れられないまま、あなたに囚われたまま。
いつまでも過去に夢を見て。
いつまでもあなたを願って。
もう終わったのに。
もう「さよなら」と言われてしまったのに。
あなたに。
それなのにあなたを見るたびに、ぎゅっと胸は締め付けられて。
視線に気づいて。
視線に気づかないで。
私を見て。
私を見ないで。
なんて、矛盾した想いが混じり合うこの感情は
あなたに向かうこの感情は
好き、なのか
執着、なのか
もう、分かんないや。