一文字一物語 〜かきくけこ〜


「やぁ。おはよう。」

「おはようございます。」

「ははっ、相変わらず敬語だね。
別にいいのに。」


どこか、森の精霊のようである君につい、敬語をつかってしまう。


「いえ、…」

そんなこと、絶対言えないけれど。


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