叶わない。
12月23日
仕事をしているとやすまさから連絡がはいりました。
『おす~!あんさーもうすぐクリスマスじゃん?うちでパーティーしようぜ!』
お酒が好きな僕は、日本酒が飲めると思うと嬉しくて、行くことにしました。

次の日
僕は泊まりと聞いていたのでバイクでやすまさの家に向かいました。
そこには僕を含めた四人とやすまさの奥さんと子供がいました。
初めましての挨拶をして皆でやすまさの家に。

夜になり、それぞれ夕食の鍋にいれるものを買いにいくことに。
僕は無難に肉類を買いました。
やすまさの家についたときには皆もう買い物を終えていました。
謎の食材が並んでいました。


キャラメル
バナナ
ゴーヤ

鍋にいれるにはどうしても考えられないものばかりでした。
『よしきお前無難過ぎんだろ!』
そんなこと言われても鍋と言われれば肉だろ。

鍋とお酒が始まりました。
日本酒を飲めない友達はべろべろになって寝てしまいました。
起きているのは、僕とやすまさの奥さん。

僕は、奥さんと他愛のない話をしてました。
そんな話の中奥さんが
『よしきはさ、彼女いないの?優しいからモテそう!』
彼女はかれこれ二年近くいない。
仕事が仕事なので、出逢いがまったくない。
彼女はいないと奥さんに伝えると
『うちが紹介しようか!?いい人いっぱいいるよ!』
その時は、紹介してもらえたら嬉しいな位の感覚で、奥さんと連絡先を交換しました。
< 2 / 16 >

この作品をシェア

pagetop