切れない糸。
「んじゃ明日、郵便ポストに入れとくね」

「俺も行く。明日からはずっと一緒だしな」






…あ。
そっか。蓮も私ももう…夜の世界では輝けないんだ。







「少しの間は十分、暮らせるな」

「ここの家賃高いよ?」

「引っ越すか」

「どこに?」

「地元に」







蓮は真剣な顔で私にそう話した。



もちろん、

「地元か…久しぶりにまた住めるんだね」




賛成した。
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