「先輩。」
洸が結香に言ってくれて、心が軽くなったよ。

…でもでもでも!

私、ほんとに洸に告白されたんだよね!?

あれから洸からの返信ないし…。

私たちの関係はこの前ので終わり!?

「美湖ー?一人の世界入ってるけどー?帰ってこーい」

「あ、ごめん…」

洸、今ごろどうしてるかな。

そんなことを考えてると保健室の入り口が勢いよく開く。

「美湖!!」

入ってきた人は大声で叫ぶ。

「こ、洸!?」

その人は洸だった。

どうしてここに!?

私たち終わったんじゃない、の?
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